学資保険の選び方

子育てでかかる教育資金の確保が目的の学資保険。一体何を基準に選べばいいのかわからず困ってしまう人も少なくありません。

まず大切なのは、満期保険金や祝い金などの金額、受け取る時期です。必要なときに必要なだけの保障を受けることができないと、学資保険に加入する意味がありません。
また、返戻率に注意しましょう。満期保険金や祝い金などの受け取りに対し、保険料の支払いが100%を超える商品は損をしていることになります。
このような元本割れを覚悟で手厚い保障を設定したいという人はよいのですが、そうでない人は保障はシンプルに、返戻率の高さにこだわりましょう。自分で最適な保険料、保障内容の商品がわからない場合には、ファイナンシャルプランナーに保険相談してみるのも悪くありません。

なお、返戻率アップの方法が複数あるため、ここで紹介しておきます。保険料は全期前納期払い、年払い、半年払い、月払いが保険料の払いこみ方法にはありますが、あげた順に保険料の払いこみ額の総額は低く抑えられます。
また、払いこみ期間を短くすることによっても、トータルの保険料は安く抑えられる場合が多いです。いずれの方法も一回あたりの保険料の負担は増してしまいますので、まとめ払いによって生活が立ち行かなくなってしまう場合には選択しないほうがよいでしょう。

学資保険のデメリット

複数のメリットがある学資保険ですが、メリットばかりではありません。加入を検討するうえで、デメリットがあることを十分に理解し、回避するための対策をとることが失敗しないためには重要です。

まず、学資保険に加入すると、保険料の支払いをしなければなりません。保険料は保障が充実しているほど割高になるのが一般的です。生活に支障をきたすようなことにならないレベルの保険料で済む商品を選択することが大切ですし、余計な出費を削るということも、学資保険の加入やゆとりのある生活のためには必要なことです。

このほか、学資保険には元本割れを起こしてしまうリスクがある点に気をつけなくてはいけません。元本割れというのは返戻金(満期保険金と祝い金)の返戻率が100%に満たないことをいいますが、医療保障や育英年金保障がメインになっているような商品に起こることが多いです。支払った保険料を貯蓄して増加させることをメインにした保険商品で、返戻率が100%を上回るものを選択することにより、この問題は回避することが可能です。

いったん学資保険に加入しようと思うと、いろいろと不安があってあれもこれもと保障を付けたくなる人がいます。ただ、学資保険の最大の目的は教育資金の確保であるということを忘れずに、保険料と保障内容のバランスを考慮することが大切です。

学資保険のメリット

学校への入学のように多額の出費を余儀なくされるタイミングで保険金や給付金を受け取ることが可能であり、契約者本人である親や子どもになにかトラブルがあった場合の保障が用意されている商品があることが、学資保険の基本的なメリットです。ほかにも複数のメリットがあるため、以下の内容をチェックして把握しておくことをおすすめします。

まず、親が事故で死亡した場合や、高度の障害状態になった場合、親の収入がまったくなくなってしまい保険料の払いこみが不可能になってしまうことがあります。学資保険ではこうした状態におちいった場合、以後の保険料の払いこみが免除されます。支払いが免除されて保障がなくなるというわけではなく、はじめに契約したとおりに給付金・育英金の受け取りが可能です。

このほか、学資保険には税金に関するメリットもあります。これはなにかといいますと、学資保険で支払われる給付金に対する課税が免除されるしくみがあります。出て行ったお金と入ってきたお金の差額が50万円以下のケースでは、所得税が課税されません。具体的にはトータルで500万円の保険料を払いこみ、540万円が学資保険で入ってきた場合、所得税が発生しないという形になるわけです。

子育てと関係のある保険

子育てにはなにかとお金がかかるものですが、幼稚園、小学校、中学校、高校では各数十万円ずつ、私立では100万円単位のお金がかかることも珍しくありません。また、大学の場合はかかるお金がはねあがり、数百万円の費用が4年間でかかったり、1,000万円近くの出費が発生したりするケースも少なくありません。
この情報だけでゾッとする人もいるでしょうが、子どもの教育資金の確保に不安を感じるようであれば、学資保険への加入を検討することをおすすめします。貯蓄がなく、浪費癖があってお金を貯めるのが苦手な人にはとくにおすすめです。

学資保険とは生命保険の一種であり、最大の目的は教育資金の確保です。満期で受け取ることが可能な満期保険のほか、12歳、15歳、18歳など学校の入学時期などにあわせて受け取ることが可能な祝い金がある保険商品も取り扱われており、多額の出費が発生する時期の負担をカバーしてくれます。
また、教育資金の確保だけでなく、保険の契約者に万が一のことが起こった場合の保障や、子どもが病気・ケガなどをした場合の保障が用意されている保険商品も存在しています。契約者は保険料を支払うことで学資保険に加入することが可能であり、保障は充実しているほど保険料が高く設定されているというのが一般的です。

当サイトではこの学資保険にはいったいどういったメリット・デメリットがあるのか解説するとともに、保険商品のうまい選び方を解説しています。子育てをしていく家庭にとって有益な情報ですので、ぜひお役立てください。